Retrospectiva

BTSというかプロジェクト管理というか、その手のツールとして、

あたりを使ってみようかと思っていたが、今日色々調べているうちに、Retrospectivaというものを使いたくなってインストールしてみた。

http://retrospectiva.org/

TracRedMineもいじったことがあったけど、ちょっとイマイチ感を感じた自分としても、このRetrospectivaは結構いい感じだと思った。

RedMineRailsなところと、Tracのシンプルなところをいいとこどりしているのと、GUIテーマが(デフォルトともうひとつの2択しかないけど)選べるあたりが嬉しい。
(その、もうひとつのjoyって名前のテーマが個人的には気に入った。)

インストール

今回は色々考えた結果、こうすることにしました。

svnのtrunkから最新を落としてきちゃいますよぉー!! 

cd /srv/rails
svn co http://retrospectiva.googlecode.com/svn/trunk/ retrospectiva-trunk

いやね、現時点ではまだ開発中の1.1ってやつがrails2.0対応だったからなんだけどね。

設定

DBは何使ってもいいんだけど、今回はmysqlを使いますかねぇ。

mysqlを使う設定
cd retrospectiva-trunk/
cp config/database.yaml.todo config/database.yaml
vi config/database.yaml
mysql自体の設定
mysql -p -u root
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS retrospectiva;
GRANT ALL PRIVILEGES ON retrospectiva.* 
  TO "retrospectiva"@"localhost" 
  IDENTIFIED BY "xxx[password]xxx";
DBのマイグレート
rake RAILS_ENV=production db:retro:load
バグ?

一点、IE7JavaScriptデバッグのためVS2008 betaにバインド済み)で使っていたら、JSエラーがポップアップしまくったのが痛かったんだけど、バグの箇所を訂正したらエラーが消えました。 (一応、バグと解決策ポストしておいた。)

(3/11追記 作者さん、早速対応してくれたみたい^^ スーパー微力ながら貢献できてうれしいなっと)

vi public/javascripts/application.js
#8行目のカンマが余計ぽ。 消すとエラーがでなくなる。
ログイン

とりあえず設定が終わって、表示してみると、おもむろにログイン画面が・・
えーと・・ どうしろと??

ドキュメントは見つけられなかったが、db/以下のファイルを調べたら以下で入れそうだ。

id: admin
password: password

・・ログインできた。うーむ・・まあいっか。

画面から各種設定

管理タブの中に言語選択プルダウンがあるので、そこで使用言語を日本語に設定できる。日付のフォーマットも同じくここで指定できるので、日本人的にわかりやすくフォーマット変更した。

テーマの変更

railsスクリプトになっているので、以下実行するとテーマが切り替わる。

テーマの一覧表示

$ ruby script/theme list

Available themes:
  default  -  The DEFAULT Retrospectiva theme (black/white/blue)
  ...

テーマを変更

$ ruby script/theme install joy

前述のとおり、joyっていう茶色いやつのほうが個人的には好きかな。。

Subversionrubyバインディング

インストールします。

apt-get install libsvn-ruby 

(3月11日追記)

注意: 後日、WindowsサーバでもRetrospectivaたてようと思ったら、コノ部分で引っかかった。2008年3月の現時点ではlibsvn-rubyWindows向けビルドが見つからず・・ 自分はWindows環境でのRetrospectiva運用は断念しました(弱っ;;)。

OpenID 拡張

ruby-openid ライブラリのインストール

gem install ruby-openid

OpenID Extentionをとってくる。

svn co --config-dir=/srv/svn/config/client http://retrospectiva.googlecode.com/svn/extensions/1-1/openid_auth extensions/openid_auth

インストール

RAILS_ENV=production ruby script/rxm install openid_auth